建築士会の会員のあり方
組織の活性化を図り発展させていくには、会員の増員を図ることが不可欠です。
短期・中期的な目標を立てて、会員の増員を効率的に図るためには、現会員の個人的な各々のネットワークを有効に活用することに協力いただく必要があります。現状では、待っていても新規会員の入会はないという危機感をみなさんが持たなければなりません。
 

非会員の把握

 建築士でありながら、未だ会員となっていただいていない、いわゆる非会員を把握することが必要です。今日の個人情報に関する事項として慎重な対応が求められるのかもしれませんが、京都府や本会への建築士登録等の照会を行う一方で、現会員を調査員として、それぞれの個人的なネットワークを駆使していただき、建築士の資格を持っている非会員を掌握するなどの行動が求められます。その際には、一義的な文書等による照会という形式ではなく、個々に会員が非会員に接して直接的に会への入会を促す等のコミュニケーション図ることが大切で、結果としてその時は入会に至らなくとも、支部内の建築士ネットワークが広がることとなります。
 また、建設会社等へ所属する建築士の照会を図り、士会に所属していない非会員を紹介してもらう等、組織的な取り組みもしなければなりません。

新規入会の勧誘

 新しく建築士となられた方を対象に会員増員を図るためには、プロジェクトチーム等を組織し、個々に直接的に入会の依頼をする等の対応をしなければなりません。
 これまで支部としては、新規会員の入会に関するPRが不足していたことを謙虚に省みて、会員の増員という独自の取り組みを展開してこなかったために、近年の会員数の減少になっているのが現状です。来る者は拒まずでは人は集まりません。
 各種建築士試験の直前講習会を支部主催で開催し、本会で実施している直前講習会を舞鶴支部内で開催していただく要請をする等、積極的な独自の取り組みが必要です。
 建築士試験の申請書配布時や、支部内で開催される建築士の試験時に、建築士会入会案内を行なうことも効果的な手段です。
 建築士となる以上、建築士会に所属することの意義を説明して勧誘する必要がありますので、独自のパンフレット等を作成するなど、わかりやすく士会舞鶴支部を紹介できる手段を検討しなければなりません。

会員の活性化と維持
 
 昨今、現会員が退会されるケースが増えつつあります。これは会員に対する日頃のフォロー不足であることに起因し、士会の会員でいることに対するメリットがないという批判が根強いものと省みるところです。私たちは先人、先輩の礎があって今日の建築士会を維持しているということを十分に掌握し、退会届が出たから事務的に受理するというのではなく、いつまでも会員でいていただきたいという想いで説得することも場合によっては必要です。
 そのためには、支部独自の名誉会員制度の創設や、表彰制度の創設なども効果的と考えます。また、会員維持については、現会員の方々には様々な役割を担っていただき、支部の維持に貢献しているという自覚を持っていただける環境づくりが肝要です。

会費の納入方法の改善

 現行の年会費の一括納入制度が会員にとって負担になっているために、会員の勧誘や維持等に支障が生じているとすれば、希望する会員には会費の分割納入システムが導入できないかについての検討が図られるべきです。
 会費の分割納入システムの導入によって、会員が所属する企業等が様々な面で支援していただくことも対応していただけるのではないかと期待されます。
 分割納入システムの導入には、支部の当初会計処理が必要ですが、例えば月々、銀行口座等からの引き落しが実施されれば、会員の負担も軽減されると考えられます。
 しかし、こうした制度は、会費の納入状況のチェックを今以上に行う必要があるので専属の担当者の配置も併せて検討されなければなりません。